光の世界の住人

 私はA~Eまである中の、B組だった。





 「あ、俺B組じゃん」



 「!?」





 なんという偶然だろう。


 この太陽みたいにキラキラ輝いている潤くんと同じクラスとは…。





 「莉子は?」




 「私も、B組」




 「うっそ、まじで!やった、よろしくな~っ」





 と、手を差し出されたが、人に触れるのが苦手な私は手を握ることができなかった。



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