一夜の過ち・・・からの恋


自分では一生懸命喋っているのに
『呂律が回ってない』って
横で言われると
ムキになるあたし。


「酔ってない!
酔ってなんか・・・いません
酔うわけ・・・ない・・・じゃない」



そしてあたしはそのまま
眠ってしまったようだ。。。


うーん・・・視界の明るさに
目が覚めた。


あっあたし
お店であやと話してて・・・
うん?それから???


そしてここは
あたしんち?


わっ・・・!!!
あやが運んでくれた?


重いじゃない!って
怒られそう。


あやのことだからタクシーの運転手さんに
あたしの搬送お願いしたんだろうね。


「あや!ねぇ!あや!」


叫ぶがそこには居ない。


「うるせーなぁ!
千堂は居ねーよ!」


「へっ???」


その声は???


「何 間抜けな声だしてんだよ!」


恐る恐る声のする方を見た。


「あ・・・部長・・・代理」


「お前は 世話のやけるやつだな!
そして懲りないヤツっていうのも
お前のことだ!」


「あの~夕べ
あたしあやと飲んでて・・・
それなのにどうして部長代理が?」


あやが電話を掛けたようだ。


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