僕が彼女にチョコを貰えなかった理由
2月14日 (土曜日)
ハァーとはく息が白い。
遅くなるだろうと予想して、23時に総一郎の家までやって来てもう1時間以上経ってしまった。
指先が冷たい。
寒い。物凄い寒い。
でも、仕事があるって言われてるのに勝手に来て、家の前で待ってるから早く帰って来てなんて言えるわけない・・・
礼ちゃん先輩も彼女がいるから、バレンタインに帰って来る可能性は少ない。
もうちょっと待ってみようかな・・・
ドアの前に座り込んで丸まりながら、総一郎が帰ってくるのを待った。
しばらくして、話し声が聞こえて来た。
「先輩!しっかり歩いて下さいよ!!」
総一郎の声だ。
声の方を見ると、総一郎と綺麗な女の人が酔っぱらいらしき男の人を両脇から支えて歩いて来る。
それを見て、やっぱり来なかった方が良かったと思ったけど、もう遅い。
総一郎と目が合ってしまった。
「ひな?」
総一郎は目を丸くして、こちらを見ている。
そして、眉間に皺を寄せて、ため息をついた。
「何でいる?今日は仕事だって言ったはずだろ?」
明らかに不機嫌な声に泣きそうになる。
総一郎と反対の肩を支えている女の人が驚いた様に私を見ている。
「え?もしかしてこの子、三上君の彼女??」
「そうです。
いつから待ってたんだ??
もう遅いから、とりあえず送って行くから待ってろ。」
怒った声のまま総一郎が面倒くさそうに言った。
ハァーとはく息が白い。
遅くなるだろうと予想して、23時に総一郎の家までやって来てもう1時間以上経ってしまった。
指先が冷たい。
寒い。物凄い寒い。
でも、仕事があるって言われてるのに勝手に来て、家の前で待ってるから早く帰って来てなんて言えるわけない・・・
礼ちゃん先輩も彼女がいるから、バレンタインに帰って来る可能性は少ない。
もうちょっと待ってみようかな・・・
ドアの前に座り込んで丸まりながら、総一郎が帰ってくるのを待った。
しばらくして、話し声が聞こえて来た。
「先輩!しっかり歩いて下さいよ!!」
総一郎の声だ。
声の方を見ると、総一郎と綺麗な女の人が酔っぱらいらしき男の人を両脇から支えて歩いて来る。
それを見て、やっぱり来なかった方が良かったと思ったけど、もう遅い。
総一郎と目が合ってしまった。
「ひな?」
総一郎は目を丸くして、こちらを見ている。
そして、眉間に皺を寄せて、ため息をついた。
「何でいる?今日は仕事だって言ったはずだろ?」
明らかに不機嫌な声に泣きそうになる。
総一郎と反対の肩を支えている女の人が驚いた様に私を見ている。
「え?もしかしてこの子、三上君の彼女??」
「そうです。
いつから待ってたんだ??
もう遅いから、とりあえず送って行くから待ってろ。」
怒った声のまま総一郎が面倒くさそうに言った。