渡せない手紙 〜恋愛ダイアリー〜



「涙目だったよね」


クラスの男子がそう冷やかす。


「てか、何があったわけ?」



私は…誰かが聞くたびに、『べつに』って言い聞かせてた。


そして、いつの間にか、自分でも自分がわからなくなってた。



誰か、そばにいて。

このままじゃ、私…心が折れちゃうよ。


私、このままじゃ、やっていけないよ。



誰でもいい、お願い。

ヒカルのように、優しく、大好きって言って。


お願い…。



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