椎名君とエトセトラ(完)







──────────
───────






「ったく、瑠璃が中々素直になんねぇから、結果恥かいたじゃねーか」





「人のせいにしないでよウンコ椎名」






「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」





あのあと、チュッチュチュッチュとキスを繰り返しているうちに、沢山の野次馬が集まっていて、気付けばわたしたちの周りはギャラリーが沢山いた。







「あー、明日から俺ら有名人だわ‥‥‥‥」




げんなりとした表情で私の隣を歩く椎名をちらりとみて、ばれないようにこっそり微笑む。





「よかったじゃない。これでゆりあちゃんと堂々と密会することもできなくなるしね」





「あ?なんでゆりあ?」




「え?」






私の言葉に、意味がわからないと言いたげに立ち尽くす椎名。




え、だって‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥





「元カノ、じゃないの?」








< 17 / 18 >

この作品をシェア

pagetop