椎名君とエトセトラ(完)
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「ったく、瑠璃が中々素直になんねぇから、結果恥かいたじゃねーか」
「人のせいにしないでよウンコ椎名」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
あのあと、チュッチュチュッチュとキスを繰り返しているうちに、沢山の野次馬が集まっていて、気付けばわたしたちの周りはギャラリーが沢山いた。
「あー、明日から俺ら有名人だわ‥‥‥‥」
げんなりとした表情で私の隣を歩く椎名をちらりとみて、ばれないようにこっそり微笑む。
「よかったじゃない。これでゆりあちゃんと堂々と密会することもできなくなるしね」
「あ?なんでゆりあ?」
「え?」
私の言葉に、意味がわからないと言いたげに立ち尽くす椎名。
え、だって‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
「元カノ、じゃないの?」