それでもお前と出逢えて本当によかった。
一番いい席だな。

よし、と言う声と一緒に小さくガッツポーズをする。

そして前に来たのは耀だった。

耀は俺を見るとニカっと笑い手をさしのべハイタッチをした。

そして耀のとなり。つまり俺の斜め前に来たのが西川。

南条と親友にも関わらず西川はよく話すから楽しくなりそうだ。

最後に遅れて俺の隣へ机をおいたのは南条だった。

西川は南条を見ると目を開きキャー、と声をあげた。

俺も話すタイミングができて正直うれしい。

そんなことを思う俺は本当にフレンドリーだ。←自分でいっちゃう

「よし、今日はかいさーん」

先生の声でいっせいに教室から出ていく。
< 8 / 52 >

この作品をシェア

pagetop