君がくれた約束[続編]
でもシュウは言った。
「それがいいよ」
「えっ…?」
シュウは寂しくないの?
シュウはいつだってクールだけど…東京に来るなって言われたみたいで、胸がズキンって痛んだ。
「倫子さん?」
「そうだよね。東京に行っても迷惑だよね」
「あのさ、倫子さん…」
泣きそうになる私と冷静なシュウとの温度差が、余計悲しくなる。
「今からご飯だから、又電話するね」
そう言って一方的に電話を切ると涙が出た。
私、何も変わらないじゃん。
シュウの事で頭がいっぱいで、これじゃ又両親に心配かけちゃうよ
少しすると、シュウから電話が鳴った。
「…はい」
「倫子さん。俺、倫子さんの体調が悪いなら、暫く実家に居た方がいいと思っただけだから」
シュウのその優しい言葉が、私の胸を突き刺す。
「…うん、ごめん」
「倫子さんの事だから、泣いてんじゃないかと思って」
コイツ……。
「シュウの事でなんか泣かないよ!」
思い切り強がった私にシュウが言った。
「その調子だよ。倫子さんはそれくらいじゃないと」
「……?」
「そっちの倫子さんの方が好きだから」
シュウのその言葉に一気にテンションが上がる。