君がくれた約束[続編]
「長風呂だな…」
「うわっ」
すっかり寝ていると思っていた秀司の声に、私はビックリして飛び上がった。
「起きてたんだ?」
「何だか眠れないんだよ…。新幹線の中で寝たからかな?」
「さぁ?じゃあ、二人で修学旅行でもする?」
「修学旅行?」
私は学生時代の修学旅行を思い出しながら言う。
「ほら、修学旅行の夜、寝ないで話さなかった?」
「あー、そんな感じだったな」
「だから、何か話そ?」
少し黙ると秀司が言った。
「こっちに来ないか…?」
「何言ってんの?!」
「だって、そこで寝るの?」
「寝ない!今日は寝ないよ」
シュウ以外の男と一緒に1つの布団で寝るとか、絶対に無理なんだから。
「そっか…」
そう言って秀司は黙る。
シュウはもう眠ったかな?明日の電話で何て言おう……。
そんな事ばかりが頭の中をグルグルと回る。
すると秀司が私の隣に来て言った。
「お前、ベッドで寝ろよ。俺、起きてるから。疲れただろ?」
「えっ?いいよ」
「いいから」
「分かった」
私はベッドの上に横になり、そのまま眠ってしまった。