君がくれた約束[続編]
「なに言ってんの?!」
「だって、そこで寝るの?」
「寝ない!今日は寝ないよ」
シュウ以外の男と一緒にひとつの布団で寝るとか、絶対に無理なんだから。
「そっか……」
そう言って秀司は黙る。
シュウはもう眠ったかな?明日の電話でなんて言おう……。
そんなことばかりが頭の中をグルグルと回る。
すると秀司が私の隣にきて言った。
「お前、ベッドで寝ろよ。俺、起きてるから。疲れただろ?」
「えっ?いいよ」
「いいから」
「分かった」
私はベッドの上に横になり、そのまま眠ってしまった。
眠りは浅く、秀司の声で目を覚ます。
「……うん。分かったよ……。頑張れよ……。じゃあな」
私はソッと目を開けると、カーテンの隙間から入り込む、僅かな月の光に照らされる秀司の顔を見る。
秀司の頬が少しキラキラしているのが分かった。
……涙?
「…何かあった?」
小さな声で秀司に訪ねると、秀司は力ない声で言う。
「……ごめん。起こした?」
「……ううん」
何度も聞いたらいけない気がして、私はそのまま黙ると、暫くしてから秀司が苦笑いをして口を開いた。
「振られた」