君がくれた約束[続編]
振られた……?
寂しそうにソファーの上にポツンと座る秀司に、胸がキュンとなる。
これは恋のトキメキなんかじゃない。
シュウを待っていた自分と秀司が被ってみえるんだ……。
「秀司……こっちにくれば?」
思わず出た言葉に秀司はビックリした顔をすると、ゆっくりとベッドに近づいて腰を降ろして言った。
「いいの?」
「……うん」
これはシュウに対する裏切りなんかじゃない。
秀司があまりにも寂しそうだったから……。
そんな気持ちと一緒にシュウに対する罪悪感が、私を襲う。
秀司はゆっくりと私の隣にきて、布団の中に入り込んだ。
私は思い切り壁側に寄り、秀司と少しでも距離を置く。
「なにもしないから、そんなに嫌がんなよ」
「別に嫌がってるわけじゃっ……」
そう言って秀司の方を向くと、秀司が私に抱きついた。
ドクン ドクン
心臓が煩い。
秀司にバレたくなくて、私は必死に平常心を保とうとする。
「……ちょっと秀司?」
「このままでいてよ……」
まるで子供みたいに必死にしがみつく秀司を、突き放すことなんてできなくて、私は思わず秀司を抱きしめた。