後編 かすみ草の恋 ー大学生編ー
最後の1人を見送った所で

ミカが俺の顔からタオルを取ると


「ふふふっ(笑)レイジごめんね!
少女達には少し刺激が強すぎだよ!
どこ行ってもレイジは王子様なんだからね!でも…本当…レイジって凄いねっ!ぷっ(笑)あははは(笑)」


華が咲いたように可愛く笑いながら
俺をイジるから
ギュッと抱き締めて顔を摺り寄せて
ミカのおでこに自分のおでこを
コツンと当てると


「だってミカが好きなんだもん。
ミカは俺のモンだもん。
好き過ぎてどうにかなっちゃいそうな
くらい好きなんだ。
そりゃ、陸人はまだガキかもしれねぇ。
でも中1ならもう立派な男だ…
周りの奴らにもミカは俺の彼女だって事
わからせておかないと
変な虫がうじゃうじゃ付いてきて
俺いつもハラハラなんだよ。
おとなげないのはわかってるけどさ…
止められないの!!」


だって、どうしよう無く好きなんだ…


明夫君達を警戒しながらも
少しでも隙間を埋めるように
強く抱き締めて
チラッと2人の顔を見ると


俺の事を憐れんだ目で見ていて
大目に見てくれているので


更に隙間を埋めて逃がすものかって
くらいに抱き締めて顔をスリスリすると


くすぐったいみたいでミカが
笑い始めた。


「ふふふっ(笑)ちょ ちょっと!
レイジ!ぷっ(笑)クスクスクス(笑)
くすぐったい!!あはは(笑)
やめてってば!(笑)
ごめんなさい!!謝るから〜(笑)
うははは(笑)」


ヤベェ


胸がいてぇ


可愛すぎて胸がカーッと熱くなる


ミカか俺の腕の中で楽しそうにしてる
のが嬉しくて可愛くて愛おしくて
たまらずミカの髪をかきあげて
おでこにキスをすると



後ろの方で


ガタンッ


ガタンッッ


ガタンッッッ


と大きな音がして、振り返ると


紗江さん達がまたぶっ倒れた(笑)


そこでやっと健夫君が


「おい礼二!
もうそれくらいにしておけ!(笑)」


と言って、吹き出した。


てか、話によると健夫君のが
酷いんじゃないの!?


天さんに散々ちょっかい
かけまくってるって
天さんからもミカからも
聞いてますけど?(笑)


イヤだー!離れたくないっ!!
でも帰ったらたくさん触るし!!
今は言う事を聞いとかないとだな!


俺はミカを離して
ニカッと笑うと


「レイジ…それ反則でしょ(笑)
カッコよすぎだから!!(笑)」


と言って天使みたいな笑顔で
微笑んだ。
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