*スケッチブック* ~初めて知った恋の色~
初めて触れた女の体は、想像していたよりもずっと柔らかかった。
力ずくで抱きしめたら折れてしまいそうなぐらい華奢なのに、いっそ彼女の全てをめちゃくちゃにしてしまいたい衝動にかられる。
二人の汗が混じりあい、呼吸が荒くなる。
「……んっ……ナオ……」
ユウの口から漏れる切ない吐息。
オレを見つめる潤んだ瞳。
なぜか一瞬オレの頭にはある光景が浮かんだ。
それは、あの子の白いうなじと、振り返った時に見せた不安げな表情……。
くそっ。
なんでこんな時に……。
その映像をかき消そうと、夢中でユウの体を貪った。
ユウの声がますます高まり、さらにオレの感情を揺さぶる。
あの子も今、サトシの腕の中でこんな声を出しているんだろうか……。
ふとそんな考えが頭をよぎった。
何かに突き動かされているように、感情の波が押し寄せる。
それを鎮めようと、ユウの中にオレの欲望を吐き出した。
好きな女を抱きながら、他の子のことを考えていた。
オレはやっぱ最低だ……。
力ずくで抱きしめたら折れてしまいそうなぐらい華奢なのに、いっそ彼女の全てをめちゃくちゃにしてしまいたい衝動にかられる。
二人の汗が混じりあい、呼吸が荒くなる。
「……んっ……ナオ……」
ユウの口から漏れる切ない吐息。
オレを見つめる潤んだ瞳。
なぜか一瞬オレの頭にはある光景が浮かんだ。
それは、あの子の白いうなじと、振り返った時に見せた不安げな表情……。
くそっ。
なんでこんな時に……。
その映像をかき消そうと、夢中でユウの体を貪った。
ユウの声がますます高まり、さらにオレの感情を揺さぶる。
あの子も今、サトシの腕の中でこんな声を出しているんだろうか……。
ふとそんな考えが頭をよぎった。
何かに突き動かされているように、感情の波が押し寄せる。
それを鎮めようと、ユウの中にオレの欲望を吐き出した。
好きな女を抱きながら、他の子のことを考えていた。
オレはやっぱ最低だ……。