サイコーに幸せなお姫様。
一一そして。
予定日より一週間も早くなおの陣痛が始まったと会社になおのお母さんから連絡がきた。
双子は早産が多いとは聞いていたけどまだ心の準備もできてなかった俺はかなり動揺していた。
「おおお小倉さん!もうすぐで子供が生まれるから早退していいですかっ!?いや、ダメって言ってもするんですけど!!」
「えー。でも立ち合わないんでしょ?病院に行ってもきっと数時間待たされて何もすることないよ?」
妻子もちの小倉さんの意見は分かる。分かるけど……
「落ち着かないんで少しでも一番近くにいてあげたいから!本当にすみません!!」
「うん。生まれたら連絡してねー」
理解のある上司でよかった。俺は急いで病院へと向かう。
大丈夫かな?
なおも赤ちゃん二人も……
小さかったら保育器に入るからすぐには抱っこできないけど……
とにかく無事に生まれてきてなおの体も大丈夫でありますように。
そんな思いで病院へと向かった。