サイコーに幸せなお姫様。
「後で洗えばいいじゃん。だからさっきの話の続きを……」
「ウザイ!ウザイ!!あっちに行け一一!!」
そう言って水をパシャパシャとかけてくる姫。
こっ……この女。
絶対何か隠してるなっ!!
頭から水をかけられた俺は無理やりなおの体を自分のほうにむけて唇を重ねる。
前髪から滴り落ちてくる雫がなおの顔にかかる。突然のキスに呆然としているなお。
唇を離して姫にかかった水を右手でふいてあげる。
「なおちゃん理由言わないとここで襲うよ?」
「は?は?何バカなこと言ってるの?!」
慌ててる!
慌ててる!!
たまんなーい♪もうこの瞬間の姫は俺から逃げられない。