隣の席の苦手なキミと

この日、俺は白崎の泣き顔と、笑顔を見ることになった。



笑顔を見たときにはもう、ドキドキが鳴り止まなくて気づいたらまたもや抱きしめていた。



そして、不覚にも可愛い、とか思ってしまっていて。




この時、俺は白崎が好き、だということに気づいた。



好きになったのはいつかわからない。だけど、こんな気持ち初めてだった。



そう、俺の初恋だ。




人を好きになるってこういう感覚なんだな。


1人そう感じる。