最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
私もそっちの方向を向いて見ると、見覚えのあるいかつい顔した男がこっちに向かって歩いてきた。
その男が通ろうと、その前に道が切り開くように人が避けた。
その男の隣に、本日の待ち合わせの本人が私に気づき、大きく手を振っている。
私はため息を吐いて、手を振り返した。
リアル美女と野獣みたいだ・・・。
「こんにちは!はじめさん!」
「チワっす・・・」
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