ひまつぶしの恋、ろくでなしの愛
「よーく分かりました。

あなたが仕事をなさらないのは、書きたいものがないだのあるだのうんぬんではなく………

色恋にうつつを抜かしているからです!」




私は先生に思い切り人差し指を突きつけ、きっぱりと宣言した。




「女性と遊ぶ暇があったら、小説を書いてください!!」




私の言葉を聞いた先生は、一瞬にして絶望的な表情になった。




「えぇっ、そんなの無理だよ!!

俺、恋してないと生きていけないんだ!」



「そんなわけないでしょう!

恋なんてひまつぶしですから!」



「君はまぁたそんなことを………人間は恋するために生まれてきたんだよ?」



「勘違いです。

ですが、もし百歩譲ってそれが真実だとしても、同時に複数の女性と交際する必要は全くないでしょう?

そのせいで忙しくて、仕事をする時間がなくなっているんじゃないですか?」




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