年下オトコと秘密の恋
携帯の電池もなければ、お金もない私。

お腹が空いても食べれない…


「神様…このまま私は、何も食べる事ができずに天国に行くんでしょうか?」


胸の前で、手を合わせ空に向かって呟いた。


しかし、空はキレイに澄みきっているだけで何も答えてくれない…


そりゃ、そうだよね……空が答えてくれるワケがない。


暑さと空腹で、かなり頭がおかしくなりつつある私は、
静かに目を瞑り何度も、何度も、小さく呟く…


「誰か~僕の顔を食べなよ!!って言ってよ~!!」


そうとう、私の頭はおかしくなっていた。
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