年下オトコと秘密の恋
私達は仲良く手を繋ぎ公園を出て、
有の家に向かって歩き出そうとした


その時!!



赤い光を放ち、パトカーが私達に近づいてきた。


そして、私達の前で止まると、バタバタとドアが慌ただしく開き
誰かが降りてきた。


「美樹!!」



女性の声が、いや、この声は…ママ!?


少しの距離を走っただけなのに、
ママは息を切らしながら


「美樹!!アナタ今までどこに居たの!」


あまりにもスゴい形相のママに驚き、
私達は、自然と手を離していた。
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