喋らないキミへの幸せ
「でしたら、家以外は敬語禁止っていうのはどうですか?これは私からのお願いなんですが…。」



我ながらいい考えだと思う。



「…ミカお嬢様のお願いであれば。ですが、条件があります。お嬢様も禁止ということでなら。」



「わかりました。では、決まりですね。」



「はい、そろそろ戻ります。失礼しました。」



ご丁寧にお辞儀を深々とし、桐谷さんは私の部屋から出て行った。



まさか、同じ高校で2つ上の先輩だったとは。



ってことはあの噂も知ってるのかな。小悪に色々流された噂。



今日、急にキスしてきた人3年生の先輩だったし知ってるよね。



だから心配してきてくれたのかもしれない。



お腹も空いてるし、久々に夕食を食べよう。



それまで時間があるから、音楽でも聴いていよう。
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