domino
 神田の顔が徐々に崩れだした。
 「お前はまず俺の右目を喰ったよな。」
 するとその言葉にあわせて神田の右目が徐々に大きくなっていき破裂した。その血しぶきは僕の顔にもべったり張り付いた。
 「それから左手。」
 神田の左手は方からごっそりと落ちた。僕の足下は血だらけになっていった。
 「次は顎だったかな・・・。」
 神田の鼻から下が無くなり、上の前歯だけが何本か残っていた。
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