別に好きになってねぇから。

それに綾崎くんと私はお出かけしたことが噂で発ってて今綾崎くんのファンの方々がおば様たちのバーゲンセール並に沢山いて綾崎くんに黄色い悲鳴をあげて賑わってたこの体育館で…



まともに会話できるはずないじゃん。



そんな私の心意を知らない綾崎くんはちびのクセには重い私をスルッと持ち上げる。



……お姫様だっこではなく


大工がヒョイっと丸太を担ぐ様に。







「「イヤァ~~~」」




サスペンスドラマで犯人が犯人ってバレた時に叫ぶ悲鳴よりも声量が大きくてお空にいるカラスにも聞こえるんじゃないかな。



そしてこれは話すより確実に被害に遭う私。



そして綾崎くんにも迷惑をかける。



「なんであんなのが綾崎くんと…」


「綾崎くんって悪趣味なの?私のほうがずっと可愛いのに!」



いや、おい確かにそうだけど


自過剰だよ、それは。



「綾崎くんはきっとあんなのすぐ捨てるはず!だよね?綾崎くん!」




綾崎くんと私の周囲には可愛らしい女子生徒が大量発生です。



綾崎くん貴方は何時もハリウッドスターが日本に来日した時みたいな気分なのか…



って言うか綾崎くん…



私のことすぐ捨てるの?



カイロみたいに使ったら即捨てるの?


パシリとして私は綾崎くんと話せているから用済みになったら私と綾崎くんは何事も無かったようにただのクラスメイトになっちゃうの?


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