別に好きになってねぇから。


消毒液の香りが匂う保健室。


保健の先生は留守で私と綾崎くん2人な気がする。



それにしても私、怪我擦り傷程度だよ!?



手当する様なひどい怪我じゃない。



私の気持ちとは対照的に私の脛に消毒液をつけガーゼを貼る綾崎くん。



にしても…手が触れてどきどきハラハラヒャッハー


どこかの妖精のヒャッハーじゃなくて!


とりあえずすごく胸が高鳴ってます。



「はい終わった」



「テアテシテクレテアリガトウゴザイマシタ」




今、鼓動が早まってて声がなかなか出ないなかこれが精一杯の発言。



本当は飛び跳ねて有難うございます!って言いたいんだけど。



ギネス載るぐらい高く飛び跳ねて。



だけどこれが限界。


「別に」



綾崎くんは私の片言な発言にクールな反応をみせ…


スタスタと保健室を出る。



「かと思いきや!」



「なんか言った?」


「イエイエ!メッソウモゴザイマセヌ」



かと思いきや身長を測る綾崎くん。



……………さっき測ったよ。



数分でそんなに綾崎くんは背が伸びるのか。



だから長身なのかっ!



「さっき飲んだのにな」



あ、あれか!



セ△ビックだろ!


私それ飲んだら綾崎くんと視線同じくらいの高さになるかなぁ?


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