君と想い出をもう一度
「あんたらが家の彼岸花を狙ってるって」

「お前らの彼岸花だと?」

「昨日、家の彼岸花がでっかくなってねー。夜だよ夜。まぁ事によるとジーヴルの家の誰かが崩壊したらでかくなるらしいんだけどね?」


まさか。

ミュウが身を縮める。


「だからさ。家も放っとく訳にはいかないんだよね」

妖しげな光を目に宿して薄く笑う。

「んで、あんたはそこの妖精ちゃんのために動いてんでしょ?ならさ、」


完全に殺さなきゃね。


ヒクッ、とミュウが息を詰まらせた。


あまりにも冷たい、情の一欠片も無い声色。


背筋が凍りつきそうな鋭い笑顔。

鋭利な刃物で刺されたような恐怖。
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