上司に秘密を握られちゃいました。

この間は必死にこらえた甘い溜息も、隠すことなんてできない。
すると公孝さんの方も、時折溜息を甘い漏らし始めた。


「公孝……さん。ダメッ」


激しくなる彼の手の動きに耐え切れなくなった私は、背中をのけぞらせ悶える。


「藍華、きれいだよ」

「ダメ、お願い……」


もうそれ以上、私を翻弄しないで。
だけど、私がなにを言っても彼は容赦しなかった。


「はぁっ、はぁ……」


呼吸が乱れに乱れ、全身が赤く染まる。

まだ寒いというのに、ほんのり汗ばむのは、部屋に入ったときにつけたヒーターのせいなのか、それとも……。


「藍華」


それから彼は、私の中にゆっくり入ってきた。


「ん……っ」


少しは痛みも和らぐかと期待していたのに、やっぱり痛い。
だけど、どうしてもひとつになりたい。
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