青空と星空+月
カフェから家までは20分程度かかる。
おばさんは私のことを娘のように可愛がってくれている。
すごく頼りになるいい人だ。

帰ってくると、母からのメールが届いていることに気がついた。
─────────────
From:お母さん

今日は遅くなりそうだから
先に食べておいてね
─────────────

冷蔵庫には卵がいくつかあったのでオムライスを作ろうと思い立った。

とりあえず着替えてこないと…

お母さんが遅くなるのはよくあることだからもう慣れた。
お父さんは単身赴任で家にはいない。
だからお母さんと二人暮らしだ。

お母さんは看護師をしていて家にいる方が珍しい
だから一人でいることにもなれている。

おばさんもいるし寂しくはないんだけどね

「慣れるって怖いもんだなー…」

とりあえず、勉強をしてると気が紛れるから勉強は好きだ。
成績が上がって気が紛れるなら一石二鳥でいいと思うし…

「よし、ご飯とお風呂早く済ませて寝よ。」

私は髪を結んで一階に降りた。
< 3 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop