君をひたすら傷つけて
昨日の慎哉さんが嘘を言っているとは思わないし、指には光る指輪もある。でも、あまりにも私にとって都合が良すぎるようで怖かった。
「そんなものじゃない?交際0日でプロポーズですもの。一緒に居た時間は長いけど、それでもお互いに恋愛としてはまだ始まったばかりでしょ。これから、一緒に居るうちにお互いに存在を実感すると思うわ。でも、雅が何も心配することはないともうの。だって、あの、リズが大丈夫って太鼓判を押すんですもの。高取さんが雅にとって一番いいようにしてくれると思う」
まりえの言う通りだと思った。でも、まりえが慎哉さんのことを話すのは珍しい。それも絶大の信頼を寄せているような口調だった。
「ずっと、お兄ちゃんだったから慣れないけど、まりえは高取さんに対して信頼してるのね」
まりえは私をテーブルに座らせると、自分の分と私のホットミルクを準備してくれた。お互いにパリの時から愛用しているマグカップに口をつけた。
「そうね。客観的にみて、彼は圧倒的に仕事が出来るでしょ。
マネージャーとして、篠崎海を一手に引き受け、人気若手俳優として確実に高みに押し上げる手腕は凄いとしか言いようがないわ。それに仕事が出来るだけでなく、思いやりもある人よね。そうでないと、あれだけの人脈を持つことは出来ないでしょ」
「確かに一緒に働いていて、その気配り心配りは凄いと思うし、篠崎さんの不利になりそうなことは全部取り除いているし」
「そんなものじゃない?交際0日でプロポーズですもの。一緒に居た時間は長いけど、それでもお互いに恋愛としてはまだ始まったばかりでしょ。これから、一緒に居るうちにお互いに存在を実感すると思うわ。でも、雅が何も心配することはないともうの。だって、あの、リズが大丈夫って太鼓判を押すんですもの。高取さんが雅にとって一番いいようにしてくれると思う」
まりえの言う通りだと思った。でも、まりえが慎哉さんのことを話すのは珍しい。それも絶大の信頼を寄せているような口調だった。
「ずっと、お兄ちゃんだったから慣れないけど、まりえは高取さんに対して信頼してるのね」
まりえは私をテーブルに座らせると、自分の分と私のホットミルクを準備してくれた。お互いにパリの時から愛用しているマグカップに口をつけた。
「そうね。客観的にみて、彼は圧倒的に仕事が出来るでしょ。
マネージャーとして、篠崎海を一手に引き受け、人気若手俳優として確実に高みに押し上げる手腕は凄いとしか言いようがないわ。それに仕事が出来るだけでなく、思いやりもある人よね。そうでないと、あれだけの人脈を持つことは出来ないでしょ」
「確かに一緒に働いていて、その気配り心配りは凄いと思うし、篠崎さんの不利になりそうなことは全部取り除いているし」