君をひたすら傷つけて
リズにお礼を言ってから、事務所を出ると、慎哉さんはスッと私の手を握った。そして、左手の薬指にあるエンゲージリングに触れた。ダイヤモンドのエンゲージリングが私の左手に輝いている。眩い光はたまに忘れそうになる慎哉さんと私の今までと違う関係を思い出させた。
「海にサインをして貰ったら区役所に行って、結婚指輪も買いに行かないといけないし、家具も買いに行かないといけないし、子どもの事もあるから、嬉しい忙しさだな」
「そうね。子どものことがあるから、籍は早めに入れたいけど、結婚指輪は急がなくてもいいし、家具も今のマンションにあるので帰る必要ないし、子どもは産婦人科でたまに母親学級に参加するとは思うけど」
「俺は焦る。何故かこの頃、妙に焦る」
そうは言うけど、慎哉さんはいつも通り冷静沈着で、見た目では何も変わらない。だから、焦るという言葉が似合わないと思う。
「慎哉さんらしくないわね」
「それは自分でも思う。舞い上がっているのかもしれないな」
「多分、誰も分からないと思うけど」
「そうか?結婚式も考えないといけないし、新婚旅行も行きたいだろ。でも、お互いに仕事はあるし、子どもの事もあるし、色々悩む」
慎哉さんが舞い上がって、悩んでいる??そうは見えないけど、結局は、私の事を大事に思ってくれているからだと分かる。それだけで幸せかもしれない。
「お腹も出て来るから、結婚式も新婚旅行もまだ先だと思う」
「海にサインをして貰ったら区役所に行って、結婚指輪も買いに行かないといけないし、家具も買いに行かないといけないし、子どもの事もあるから、嬉しい忙しさだな」
「そうね。子どものことがあるから、籍は早めに入れたいけど、結婚指輪は急がなくてもいいし、家具も今のマンションにあるので帰る必要ないし、子どもは産婦人科でたまに母親学級に参加するとは思うけど」
「俺は焦る。何故かこの頃、妙に焦る」
そうは言うけど、慎哉さんはいつも通り冷静沈着で、見た目では何も変わらない。だから、焦るという言葉が似合わないと思う。
「慎哉さんらしくないわね」
「それは自分でも思う。舞い上がっているのかもしれないな」
「多分、誰も分からないと思うけど」
「そうか?結婚式も考えないといけないし、新婚旅行も行きたいだろ。でも、お互いに仕事はあるし、子どもの事もあるし、色々悩む」
慎哉さんが舞い上がって、悩んでいる??そうは見えないけど、結局は、私の事を大事に思ってくれているからだと分かる。それだけで幸せかもしれない。
「お腹も出て来るから、結婚式も新婚旅行もまだ先だと思う」