君をひたすら傷つけて
初めて見た藤森里桜さんは…。守ってあげたくなるような可愛い女の子だった。見た目は普通なのに、ふとした瞬間に見せる表情が素直で、真っすぐだと思った。篠崎さんが好きになったのもわかる気がする。
可愛い中にも仄かな強さがある女の子だった。そして、自分の手の中で大事にしたいと思ったのかもしれない。そうでないと、この強引な行動は理由が付かない。
「うん。嬉しいわ。じゃ、行きましょうか。里桜ちゃんに似合う服が見つかるようにしないとね」
私は里桜ちゃんと一緒にタクシーに乗り込むと、女の子が好きそうなブランドの集まるビルの前まで来た。その中にあるセレクトショップが今回の目当ての場所だった。時間があるなら、私のお気に入りの店を何軒か回りたいと思うけど、今回は時間がなさすぎる。
このビルの中で全てを終わらせるしかなかった。
探す基準は私は篠崎さんが好きそうな服であり、里桜ちゃんに似合いそうな服。それを見つけると、次から次へと試着してもらう。肌触りがいい生地でシンプルなのもの。それでいて縫製がしっかりとしているもの。上品だけど華美ではないもの。
会社に着ていく服。普段の部屋で生活する服。下着に小物。そして、これから、篠崎さんと一緒に食事に行く時に着る服と、何かがあった時に着る服。
買うものはいっぱいあった。
里桜ちゃんは私の勢いに圧されたのか、素直に服を試着していく。思ったよりも腕が長く、すらっとした体躯は服を選ばない。上品で背伸びが必要かと思った服も思ったよりも似合っていた。
可愛い中にも仄かな強さがある女の子だった。そして、自分の手の中で大事にしたいと思ったのかもしれない。そうでないと、この強引な行動は理由が付かない。
「うん。嬉しいわ。じゃ、行きましょうか。里桜ちゃんに似合う服が見つかるようにしないとね」
私は里桜ちゃんと一緒にタクシーに乗り込むと、女の子が好きそうなブランドの集まるビルの前まで来た。その中にあるセレクトショップが今回の目当ての場所だった。時間があるなら、私のお気に入りの店を何軒か回りたいと思うけど、今回は時間がなさすぎる。
このビルの中で全てを終わらせるしかなかった。
探す基準は私は篠崎さんが好きそうな服であり、里桜ちゃんに似合いそうな服。それを見つけると、次から次へと試着してもらう。肌触りがいい生地でシンプルなのもの。それでいて縫製がしっかりとしているもの。上品だけど華美ではないもの。
会社に着ていく服。普段の部屋で生活する服。下着に小物。そして、これから、篠崎さんと一緒に食事に行く時に着る服と、何かがあった時に着る服。
買うものはいっぱいあった。
里桜ちゃんは私の勢いに圧されたのか、素直に服を試着していく。思ったよりも腕が長く、すらっとした体躯は服を選ばない。上品で背伸びが必要かと思った服も思ったよりも似合っていた。