君をひたすら傷つけて
篠崎さんと里桜ちゃんがご両親のいる控室に行こうとしたと、同時にホールの声に気づいたのか、里桜ちゃんのご両親がホールに向かって歩いてきていた。そして、四人で何か話している。篠崎さんは里桜ちゃんのご両親のことを自分の本当の親のように大事にしている。
人気俳優なのに驕ったところはなく、いつも真面目で優しい。だから、お兄ちゃんもあんなにも心を砕くのだろう。
「海斗。用意が出来ました。グラスをお持ちください」
店の人に依頼して、シャンパンの入ったグラスと、アルコールがダメな人用のソフトドリンクの入ったグラスをワゴンに乗せた店の人が入ってくるのを見つめていると、リズが私の耳元で囁いた。
「雅のお兄ちゃんは凄いわね」
「私もそう思う」
みんなワゴンの上からグラスを取っているので、私もリズもシャンパンのグラスを取った。そして、最後にお兄ちゃんがグラスを取ると、ホールを見回し穏やかに微笑みを浮かべた。
「では、皆さま。グラスは行き渡ったでしょうか。それでは結婚パーティが始まる前に少しだけ説明させていただきます。
このレストランは貸しきりになってます。料理も飲み物もお好きなだけお取りください。それとお疲れになった方はホテルまで順次送迎出来るようになってますので、遠慮なく申し出てください。それでは篠崎海斗さんと里桜さんの結婚パーティを行いたいと思います。では新郎の海斗さんから一言お願いします」
人気俳優なのに驕ったところはなく、いつも真面目で優しい。だから、お兄ちゃんもあんなにも心を砕くのだろう。
「海斗。用意が出来ました。グラスをお持ちください」
店の人に依頼して、シャンパンの入ったグラスと、アルコールがダメな人用のソフトドリンクの入ったグラスをワゴンに乗せた店の人が入ってくるのを見つめていると、リズが私の耳元で囁いた。
「雅のお兄ちゃんは凄いわね」
「私もそう思う」
みんなワゴンの上からグラスを取っているので、私もリズもシャンパンのグラスを取った。そして、最後にお兄ちゃんがグラスを取ると、ホールを見回し穏やかに微笑みを浮かべた。
「では、皆さま。グラスは行き渡ったでしょうか。それでは結婚パーティが始まる前に少しだけ説明させていただきます。
このレストランは貸しきりになってます。料理も飲み物もお好きなだけお取りください。それとお疲れになった方はホテルまで順次送迎出来るようになってますので、遠慮なく申し出てください。それでは篠崎海斗さんと里桜さんの結婚パーティを行いたいと思います。では新郎の海斗さんから一言お願いします」