イケメンすぎてドン引き!



そして、あっという間に体育祭が終わる。


特に良い成績が取れたわけでもなく、これといった話題もラブハプもなかったので、詳しくは省略。







キラッキラッ。



新緑が朝日に反射しているからか、


目と鼻の距離に超イケメンがいるからか。



まぶしすぎて、朝っぱらから目が疲れて逆に眠くなってしまうほどだった。



「お前、この前スミスと会ってたんだろ?」



なぜか、あたしは吉野先輩に壁ドンされていた。



ここはいつもの石畳近くの神社。


ちなみに後ろは境内にある倉庫の壁。


なんとバチあたりな! 神がお目覚めになってしまいますよー。



「あ、はい。会いましたが……何か?」



「何話したの?」



「いや、特にそんなたいしたことは」



「何もされてねーよな?」



先輩はそう言ってあたしをにらみつける。


うぐ。そういう不機嫌な顔も格好いいんですけど!



改めて今のシチュエーションを実感すると、自然に胸がドキドキしてしまう。


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