イケメンすぎてドン引き!
そして、あっという間に体育祭が終わる。
特に良い成績が取れたわけでもなく、これといった話題もラブハプもなかったので、詳しくは省略。
☆
キラッキラッ。
新緑が朝日に反射しているからか、
目と鼻の距離に超イケメンがいるからか。
まぶしすぎて、朝っぱらから目が疲れて逆に眠くなってしまうほどだった。
「お前、この前スミスと会ってたんだろ?」
なぜか、あたしは吉野先輩に壁ドンされていた。
ここはいつもの石畳近くの神社。
ちなみに後ろは境内にある倉庫の壁。
なんとバチあたりな! 神がお目覚めになってしまいますよー。
「あ、はい。会いましたが……何か?」
「何話したの?」
「いや、特にそんなたいしたことは」
「何もされてねーよな?」
先輩はそう言ってあたしをにらみつける。
うぐ。そういう不機嫌な顔も格好いいんですけど!
改めて今のシチュエーションを実感すると、自然に胸がドキドキしてしまう。