イケメンすぎてドン引き!


何とあたしは、ウ○コ&ドブローファーアタックを人様にくらわしてしまったらしい。


ど、どうしよう……。


でも早く学校に行かなきゃやばい!



こうなったら!



「ご、ごめんなさぁーーーーい!!」



あたしは片方しか靴を履いていない状態で、

必死にその場から逃げた。



あたしは最低だ。


こんなクズな性格だからきっと彼氏ができないんだ。



あ……でも、さっきの男子の顔は見えなかったし、

きっと向こうもあたしの顔までは見ていないはず。これセーフじゃね?



……じゃなくって!



はい、逃げちゃダメなのは分かってます!


でも新学期早々の遅刻もあかんと思うんです!


ごめんなさいごめんなさいごめんなさいー!



片足靴下のあたしは、段差や小石というトラップを華麗にかわしつつ、

心のBボタンを押しながら学校まで超ダッシュした。



そして、遅刻ぎりぎりで到着し、上履きへの履き替えを完了させた。



はふぅ、一件落着。




< 8 / 262 >

この作品をシェア

pagetop