イケメンすぎてドン引き!
何とあたしは、ウ○コ&ドブローファーアタックを人様にくらわしてしまったらしい。
ど、どうしよう……。
でも早く学校に行かなきゃやばい!
こうなったら!
「ご、ごめんなさぁーーーーい!!」
あたしは片方しか靴を履いていない状態で、
必死にその場から逃げた。
あたしは最低だ。
こんなクズな性格だからきっと彼氏ができないんだ。
あ……でも、さっきの男子の顔は見えなかったし、
きっと向こうもあたしの顔までは見ていないはず。これセーフじゃね?
……じゃなくって!
はい、逃げちゃダメなのは分かってます!
でも新学期早々の遅刻もあかんと思うんです!
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいー!
片足靴下のあたしは、段差や小石というトラップを華麗にかわしつつ、
心のBボタンを押しながら学校まで超ダッシュした。
そして、遅刻ぎりぎりで到着し、上履きへの履き替えを完了させた。
はふぅ、一件落着。