とんだ勘違いから



バーにつくと玲が

いらっしゃーいと俺たちをカウンターに案内する。



まこを座らせてから隣に座ると


「飲みましょう!」


とごきげんな様子だ。



「ああ、飲み過ぎると部屋に潜り込むぞ?」


と冗談を言うと少し照れた様子のまこが、


「いいですよ。泊まっていっても。」



といかにも誘ってる言い方だ。

多分まこにはそんな気はないんだろう。


それとも俺は全く無害の草食系だと思われているんだろうか?



どちらにしてもこれだけはまこのペースで合わせていきたい。


本当に大事な女だから。


まさかあんな形でまこの父親と元カレに遭遇するとは思わなかった。




元カレ、なかなかハンサムな奴だ、俺より年下か。

ああいうやつが好みなのか、まさかまた父親に取り入ってまこをだしにゆすろうとしていたのか。

俺があいつを守っていく。


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