ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
「え?
整頓?
生物室?
なに、それ。
あたし……。
怒られるんじゃなかったの?
ぽっちゃりん先生のチクリによって」
担任の先生が出て行ったドアを、立ち止まってぽっかーんと見つめる。
すると、スタスタ近づいてきた足音が、あたしの隣でスッと止まった。
「なにわけのわからないこと言ってるの?
行くよ?
生物室」
声のしたほうを見ると、ガラス玉のような瞳で、冷泉くんがあたしのことを見下ろしていた。
整頓?
生物室?
なに、それ。
あたし……。
怒られるんじゃなかったの?
ぽっちゃりん先生のチクリによって」
担任の先生が出て行ったドアを、立ち止まってぽっかーんと見つめる。
すると、スタスタ近づいてきた足音が、あたしの隣でスッと止まった。
「なにわけのわからないこと言ってるの?
行くよ?
生物室」
声のしたほうを見ると、ガラス玉のような瞳で、冷泉くんがあたしのことを見下ろしていた。