あなたと恋の始め方①
折戸さんを送った空港で小林さんは私に好きだと言ってくれた。でも、その時は答えることが出来なくて、あれから一年の月日が流れている。あれから、小林さんと何度も食事に行ったりもしたけど恋愛めいた雰囲気になることもなく。ただの同僚としての付き合いが続いている。
私はそれでも傍に居れるだけで幸せだと感じていた。それなのに折戸さんの言葉は私に決着を求めている。でも、一緒に住むとか…考えられない。
「折戸さん…。あの、私」
「美羽ちゃん。俺は本気だよ。フランスに行ってずっと美羽ちゃんが忘れられなかった。でも、すぐに返事が欲しいとは言わない。ただ、俺が美羽ちゃんのことを好きだというのは覚えておいて」
折戸さんは私の言い出せない言葉をハッキリと口にした。そんな真っ直ぐな言葉は綺麗な微笑みに包まれていて、甘く揺れる瞳は私を見つめている。折戸さんの綺麗な顔に見つめられるとドキドキは止まらない。本当に魅力に溢れる人だった。
でも、プロポーズには驚いてしまった。何をどう答えていいのか分からない。どうしたら私の気持ちを正確に折戸さんに伝えることが出来るのだろうか?
「私は…。あの。その」
私の部屋に漂う雰囲気を払拭したのも折戸さんだった。焦る私に比べて折戸さんは優雅にコーヒーを飲んでいる。
「さて、美羽ちゃんの顔を見ることも出来たし、蒼空も難しい顔をしているから帰ろうかな」
私はそれでも傍に居れるだけで幸せだと感じていた。それなのに折戸さんの言葉は私に決着を求めている。でも、一緒に住むとか…考えられない。
「折戸さん…。あの、私」
「美羽ちゃん。俺は本気だよ。フランスに行ってずっと美羽ちゃんが忘れられなかった。でも、すぐに返事が欲しいとは言わない。ただ、俺が美羽ちゃんのことを好きだというのは覚えておいて」
折戸さんは私の言い出せない言葉をハッキリと口にした。そんな真っ直ぐな言葉は綺麗な微笑みに包まれていて、甘く揺れる瞳は私を見つめている。折戸さんの綺麗な顔に見つめられるとドキドキは止まらない。本当に魅力に溢れる人だった。
でも、プロポーズには驚いてしまった。何をどう答えていいのか分からない。どうしたら私の気持ちを正確に折戸さんに伝えることが出来るのだろうか?
「私は…。あの。その」
私の部屋に漂う雰囲気を払拭したのも折戸さんだった。焦る私に比べて折戸さんは優雅にコーヒーを飲んでいる。
「さて、美羽ちゃんの顔を見ることも出来たし、蒼空も難しい顔をしているから帰ろうかな」