ねぇ、
まぁ親父からしたら23にもなって定職についてない我が子を心配してだろうけど・・・


門をくぐると生徒は一斉にこちらを見てひそひそ話をしている。


そんな生徒を気にせず自分の下駄箱を探し靴を入れ、校長室へと向かう。

校長室の前で深呼吸をし、ノックをすると久しぶりに父親の入れという声がした。

< 12 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop