甘いKISS〜恋にハプニングはつきもの!?〜




走り去る私を周りの人たちはただ呆然と眺めているだけで、人に絡まれることはなかった。





別棟にある生徒会室は、今までガヤガヤしていたものと違って、とてもシーンと静まり返っていた。





ここには生徒会の人しか近づくことができないって、心が言ってたけど…



私の噂なんか気にしない様子で。



いつもは話し声が聞こえてくるのに、今日は物音一つしていない。



まだ誰も来てないのかな?



そう思って、生徒会室のドアを開けると




「わっ…みなさんお揃いだったんですか…?」



みんな少し怖い顔をして椅子に座っていた。






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