雷獣
お風呂から出てノートを広げる。

”私の罪” ”命を絶とうとする?” ”なぜ?” ”どうして?” 単語を書いていく。

何がつらくて、苦しくてそうなったか分からない。
目が覚めてから拓哉達に悲惨なこと聞いちゃったな......

なんで病院にいるかって、自分で落ちたんだよとは言えないよね。

どんな気持ちでこの数か月傍にいてくれたんだろう。
私だけじゃない、みんなだって知りたいはず。
私がどうしてそんな事したのか、なのに追及もせずにただ、傍にいてくれる皆には感謝しなきゃ。

ノートを閉じて考える。
自分なりに記憶探しをしようかな。

そう思い立って軽く朝食を食べ着替える。

”ある人”に電話をかける。

prrrrrr.....

「どうした。」
私の名前を表示してくれているのか誰だとかは言われなかった。

「別に学校行くわけじゃなくても付き添ってくれる?洸希。」

「おう、んじゃ15分後に迎えに行けるから準備しておけよ」

「はーい、ありがとう」

「おう」

ノートと出かける準備をして洸希の連絡を待つ

鏡の前に座りこの腫れぼったい目はどうしようかと思う。
メイクをすると余計ひどくなりそうなのでこのままアイメイクはなしでいいか....。


しばらくすると「着いたぞ」とLINEEが来て既読をつけて下へ降りる準備をする。
< 282 / 306 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop