俺様御曹司の悩殺プロポーズ
この男……、
やっぱり私をおもちゃにして、楽しんでいる。
私にだって仕事があるのに、ふざけた呼びだしは止めて欲しい!
乱れた呼吸を整えつつ、楽しそうな彼に文句を言おうとして、ふと気づく。
彼の前にあるテーブル上が、やけに賑やかだった。
和洋中、色々なお弁当がテーブル狭しと並んでいる。
その数、10個。
風原さんはいつもこうして、控え室で昼食を食べているのだろうか?
お弁当10個って……見かけによらず、大食なんだね。
そんな感想を持って見ている私に、彼は向かいのソファーに座るよう指示した。
「ほ?なぜに?」
「いいから座れ。座って食え。
お前、少し痩せたな。まともに飯食ってないだろ?
食わないと、体がもたないぞ。
どれでも好きな弁当を選んで、食え」