ショータロー☆コンプレックス2
ここの先生もそういった経歴なのだとして、20年以上経った現在、まぁ50代半ばくらいにはなってるって事だよな。


「でもね、今流行りの【美魔女】っていうの?とてもそんな年代には見えないのよ~」


女性は何故かいきなりテンションが上がり、楽しそうに言葉を繋いだ。


「お肌はツヤツヤだし髪の毛も黒々としててすごくボリュームがあるし。「医者の不養生」なんて言葉があるけど、先生には全然当てはまらないわねー。身も心も健康そのもので、人生をエンジョイしてるって感じ。同じ女として憧れちゃうわ~」


「は、はぁ……」


「そういうエネルギッシュな人と接してると、やっぱりこっちも元気が出て来るもの。先生とお知り会いになれてホント良かったと思ってるのよ。病気が発覚した当初は違う病院で診てもらってたんだけどね、中々改善されないし通うのも大変だしで、それでお友達にここを教えてもらって通院先を変えたんだけど…」


そこで女性はいったん言葉を切り、自分自身を落ち着かせるように深呼吸してから続けた。


「ここに通い出してから、体重も順調に減って行ったのよ。まぁ、劇的に快方に向かったっていう訳ではないけど、血糖値の管理っていうのはすごく難しいし、それは仕方のない事だと思ってるの」


「ちょっとした事で変動するみたいですよね」
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