ショータロー☆コンプレックス2
管理人さんが仲介してひとまずその場は収まったけど、後日「契約車以外の敷地内の駐車はお断りさせていただきます」という看板が塀の所に立てられる事になった。
オレは免許は持ってるけど自家用車はないから当然駐車場は契約してなくて、アパートの住人ではあるけれど車を停める権利はない。
それなのに、知り合いの車をそこに乗り入れさせたりしたら、後々トラブルに発展しそうだ。
「じゃ、せめて部屋まで送るから」
辻谷は急いでエンジンを止め車外に出ると、助手席の方にまわって来た。
そして、今まさに車から降りようとしていたオレの左腕を取る。
それに抗うのも何かもう面倒くさかったので、オレはそのまま素直に車を降りた。
オレを右手で支えつつ、左手でドアを閉め、鍵に付いてるボタンを押してロックをかけてから、辻谷は歩き出した。
必然的に、オレもその動きに従う事になる。
「あそこで良いんだよな?」
主語はなかったけれど、それがアパートの位置を確認している言葉だという事はすぐに理解できた。
スーパーの裏手、敷地を囲っているフェンス越しに、2階建ての中々洒落た外観のアパートと、その駐車場が見て取れる。
他に該当する建物はないから、辻谷はさっさとその方向に歩き出したんだけど、念のため確認してきたらしい。
「うん……」
オレは免許は持ってるけど自家用車はないから当然駐車場は契約してなくて、アパートの住人ではあるけれど車を停める権利はない。
それなのに、知り合いの車をそこに乗り入れさせたりしたら、後々トラブルに発展しそうだ。
「じゃ、せめて部屋まで送るから」
辻谷は急いでエンジンを止め車外に出ると、助手席の方にまわって来た。
そして、今まさに車から降りようとしていたオレの左腕を取る。
それに抗うのも何かもう面倒くさかったので、オレはそのまま素直に車を降りた。
オレを右手で支えつつ、左手でドアを閉め、鍵に付いてるボタンを押してロックをかけてから、辻谷は歩き出した。
必然的に、オレもその動きに従う事になる。
「あそこで良いんだよな?」
主語はなかったけれど、それがアパートの位置を確認している言葉だという事はすぐに理解できた。
スーパーの裏手、敷地を囲っているフェンス越しに、2階建ての中々洒落た外観のアパートと、その駐車場が見て取れる。
他に該当する建物はないから、辻谷はさっさとその方向に歩き出したんだけど、念のため確認してきたらしい。
「うん……」