一つだけ願いが叶うなら
零『じゃあ、会社行ってくる。』


愛『行ってらっしゃい。』


零央は私の目もみずにドアを閉めた。

今まで堪えてた涙がどんどん溢れた。

辛くて辛くて仕方がなかった。


零央…もう私はいらないのかな…?


私は零央だけが全てだった。


私は零央に救われたの。


あの…両親から…零央は救ってくれたの。


でも…もう…潮時なのかな…。
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