一つだけ願いが叶うなら
何気なく一日一日を送っていたらもう誕生日になってしまった。

今日…今日で終わり…全てが終わり…。

すぐ出ていけるように準備はしていた。


今日だけは零央と一緒にいたい。


零『じゃ、行ってくる。』


愛『あ、あの零央…今日、早く帰ってこられる…?』


零『なんで?』


愛『いや…あの…』


零『まー19時にぐらいには帰れるようにする。』


そう言って零央はドアを閉めた。


愛『行ってらっしゃい!』
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