大嫌いな社長に復讐を~子持ち家政婦の恋の行方は!?~修正済み。
不思議に思いながらも起き上がった。
着替えて部屋から出る。
おっと…。
いつも美桜が泣き出してしまうため
ドアを少し開けておいてあげた。
キッチンに行き
いつもの通りに朝食の支度する。
味噌汁を作っているとあの男が起きてきた。
「あ、おはよう」
「ふぁ~おはよう」
あくびをしながら椅子に座った。
私は、コーヒーを淹れると
その男に置いてあげる。
「えっと…昨日…」
「あっ?」
「ううん。何でもないわ」
そう言いキッチンに戻った。
やっぱり言いにくい。
こんな事…ある訳がないわよね?
目玉焼きとベーコンを焼く。
焼いていたら美桜が起きてきたようだ。
「よいちょっ…ママ。
美桜、起っきしたよ~」
リビングのドアも少し開いていたので
入って来れたらしい。
アイツが開けておいてくれたのだろうか?