はるのリベンジ
はる「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。流石に・・・。重い・・・。」
全身、汗だくだ。行きは、必死で、あそこまで何ともなかったが、父を土に帰せて、少し、安堵したのか、重さがのし掛かっている。
はる「やっと、着いた・・・。あの・・・。」
やっと、元の場所まで戻って来て、寝ているお坊様を、ユサユサ揺らしてみる。
全く、起きない。
耳元で、大声で、
はる「あ・の!!」
お坊様は、ビクッと体を揺らして、辺りを見回している。
すると、お坊様は、私を見つめると、大八車を降りた。
はる「あの・・・。ありがとうございました!」
お坊様に礼を言い、店に大八車と鍬を返した。すると、お坊様は消えていた。
はる「さて、宿に戻って、荷物をまとめて・・・。」
仇討ちに行く・・・。
宿に戻り、荷物をまとめて壬生浪士組屯所の前に着いた。
はる「よし」
一歩、歩き出そうとした瞬間、腕を掴まれた。
はる「っ!・・。あ・・・。さっきの・・・。」
腕を掴んでいたのは、さっきのお坊様だった。
お坊様は、私の腕を掴み、ズンズン進んでいく。
私は、引きずられるように、ついていく。というかそれしか選択肢はない。
はる「あ、あのっ!」
そして、宿屋のような、場所に入る。
ここどこ?なんか、いやらしい声があちこちからする。
一室に連れ込まれると、父の形見の刀を奪われた。
「湯浴みに行ってこい。」
はる「はい?そんなものいりません!刀を返して下さいっ!」
「良いから行ってこいっ!」
凄みのある声で怒鳴られて、仕方なく、荷物を置き、湯浴みへ行った。