元ヤン彼女×冷酷彼氏 【完】
そう言ってVサインをしてみせた。


「ふ~ん」


と、なんの表情も見せなかった。


「反応冷たっ!遥たちは決まったの?」


「まあね」


「なにやるの?!」


「……内緒」


と言うと舌をぺろっと出した。


「ケチ!皆川先輩に聞くからいいもーんだ」


「勝手にしろ」


フッと遥は笑うと歩いて行ってしまった。
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