艶麗な夜華
恭也の言葉にあたしはバッとカウンターから顔を上げる。


「本当?」


「あぁ。その代り」


「また条件?」


「俺の店でのバイトはタダ働き。


利息分だ」


「全然構わないよ!


ありがとう恭也!」


恭也はほんの少し笑顔を見せる。


「ちゃんと食事しろよ。


餓死でもされたら俺が困るからな。


よし、送って行ってやる」


「いいの?」


「それか俺の家に泊まるか?」


「えっ…」
< 207 / 700 >

この作品をシェア

pagetop