艶麗な夜華
しつこいあたしに、とうとう怒り出したヤス。


「ごめん……」


静まり返る店内。


あたしは飲み物に口を付けると話題を切り替えようと頭を働かせる。



「あっ!そうだ、その、今日もお店忙しくなるかもね!」


強引に話題を変えたあたしをヤスは真顔でじっと見る。



「お前まさか……」


「ん?」


「恭也さんの事が……好きなのか?」


───。



一瞬呼吸が止まり、


慌てて言葉を発するあたし。


「えっ、あっ、な、なに言ってるの?はははっ」
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