雪恋~幼なじみとのクリスマス~
料理を完食し、ちょっと休憩。
食べてすぐ体を起こすのは出来ない。

いつものことだから、拓海も何も言わないんだよね。


「拓海っ」

私が呼ぶってことはもういいよの合図。


「払ってくるから、待っとけ。」

男らしいでしょ。
最初は財布くらい出せとか言ってたのに、何も言ってこなくなったの。
諦めてるだけだろうけどね。


「ごちそうさま。」

「おぅ。」

でも、ちゃんとお礼の代わりに言ってるんだよ。


「それにしても、人多いな。」

「多いね、拓海。人混み嫌いだもんね。」

「うん。嫌い。」

よく来れたよね。

いつも色々連れて行ってくれたりする。私が出掛けるの好きだからね。



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