センチメンタル・スウィングス
「確かに、言うより態度で示したほうが、納得できるよな」
「え・・ぅんぅ!」

最初のキスより、今のキスの方が、もっと荒々しくて、生々しい。
だからか、彼の気持ちがダイレクトに伝わってくる。
ホントこの人、キスが上手。
キスだけで、私を高みに上らせるんだから・・・。

「桃・・・どっちのベッド行こうか」
「近いほう・・・」
「だな」と和泉さんは言うと、私を姫抱きにして電気を消すと、一直線にソファベッドへ向かった。

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